2014年06月23日

アマチュア無線その後(All Asian DX CWコンテスト3回目)

初のDX交信をしたAA CWコンテスト(規約)も3回目の参加。今回はFT-100Dの免許を下ろしたので、その試運転を兼ねてやってみた。

アンテナはベランダに仮設したモービルホイップ(RHM5)。このアンテナは耐入力が20Wなので、FT-817のときは問題がないけれど、FT-100Dではパワーを絞る必要がある。そもそも頂いた電源が8Aなので、20Wくらいが限度のようだ。試しに25W設定にしたら送信のたびに液晶のバックライトが暗くなった。

また、オートアンテナチューナーのZ-817も、名前の通りFT-817専用(10Wまで)ということで使えず。モービルホイップは一応チューナーなしでも21MHzはSWRが下がっているので、チューナーなしで。

で、1日目の9時半ころからワッチを開始するが、どうもコンディションが良くない。21MHzはこの時期なら午前中は北米やオーストラリアが聞こえそうなものだが、まったく入感せず。聞こえるのは中国やロシア。あとは国内の局のCQ。このコンテストは国内局同士の交信は得点にならない。

ということで、弱い信号をFT-100DとFT-817をつなぎ替えながら受信してみたところ、受信性能自体はFT-817の方が良さそうな感じ。同じ信号の強さなら、Sメーターで3つ分くらいFT-817の方が振れる。ただ、バックグラウンドノイズが大きいときは、FT-100Dの方が聞きやすい。FT-100DもFT-817もオプションの300Hzメカニカルフィルターを入れた状態の比較。FT-100Dはデフォルトで500Hzのフィルターもついているので、これも良い感じ。DSPはあんまり使い所がないかなぁ。国内コンテストの7MHz CWとかなら良いのかも。

とにかくぜんぜん聞こえないので、交信数は伸びなかったけれど、そんな中でもハイライトとしては、1日目の21時頃に、フィンランド(OH)が聞こえてきて、呼んだら何度かNR?は返ってきたものの、交信できた。ヨーロッパとの交信はまだCFMされたものがないので、なかなか嬉しかった。FT-817ではいくら強くヨーロッパが聞こえていても、まったく届かなかったので、20WにQROした効果があったように思う。

終わってみたら交信は8局。昨年は15局だったので、半分くらい。ローカルのOMさんも今回はコンディションが悪かったとおっしゃっていた。

aacw.jpglotw.jpg

【過去のAll Asian DX CWコンテストの様子】
2013年2012年
posted by ソウヘイ at 20:25| Comment(0) | アマチュア無線

2014年06月22日

アマチュア無線その後(FT-100Dで固定局を開局)

1アマに受かった話をローカルのOMさんにしたところ、使っていないリグがあるから持って行って、とありがたい申し出があった。

受け取りに行ったら、とても立派なFT-1021Xという200W機だった。大変恐縮しながら頂いてきた。ネットで売ればかなりの金額になるでしょうに、良いんでしょうか?と聞いたら、「ネットで知らない人に売るくらいなら、知り合いにタダであげた方が良い」とおっしゃっていた。これは私もいずれ後進が1アマを取ったら同じように譲らないとバチがあたる。それまで心して使わせていただこう。

で、1021Xは技適機種ではないので気軽には免許が下ろせないし、何より大きくて重い(25kg)ので、マンションの部屋では置き場所がないのが現実。

と、いうような話をしたら、UHF帯のパワーが出ないけど、それでも良ければ持って行って良いよと、1021Xに比べたらかなり小ぶりなFT-100Dという100W機も頂いてしまった。

FT-100Dは技適機種なので、電子申請Liteでサクっと開局申請。100Wは移動できないので、今までの移動局への追加ではなく、新規に固定局の開局となって、手数料5500円がかかる。申請から2週間ほどで振込の依頼が来て、お金を振り込んでSASEを送ったら新しい固定局の免許が届いた。同時に移動局の10MHz/14MHz帯を使えるように変更申請もしたのだが、こちらは開局よりも時間がかかっている様子。

kotei1.jpg

いずれは固定局でデジタルモードなどもやりたいけれど、それはまた落ち着いたら手続きしようと思う。

FT-817は電源はACアダプタで作れたけれど、FT-100Dはさすがにそういうわけにもいかず、どうしようかと思っていたら、別なOMさんが8Aまで流せる安定化電源を譲ってくれた。本当に皆さん優しくて感謝である。

8Aだと100Wフルパワーは出せないと思うけれど、これまでのQRPに比べたらたとえ20Wでも随分違うのではないだろうか。その辺の違いや使い勝手は実際に使ってみてレポートしたい。

ft-100d.jpg

FT-1021Xの方は、普段使わせてもらっているかんなさん(JH1CFW局)の実家を常置場所にして、別に固定局の免許を下ろそうと計画している。ただ、実家の方もそんなに場所が余っているわけではないので、かんなさんが少しずつ実家を整理したりして根回しをしてくれている。こちらは保証認定も必要だし、開局までしばらくかかりそう。
posted by ソウヘイ at 09:56| Comment(0) | アマチュア無線

2014年06月18日

SF本再読 夏への扉

「夏への扉」(R.A.ハインライン)を再読。Kindle版。

再読は何年ぶりだろう。もちろん文庫版は持っているし,Kindle版は原著も買ってある。

たまたまKindleで未読の本がなくなったタイミングで何気なく読み始めてみたが,なんとびっくり劇中のピート(ペトロニウス)は9歳だった。

夏への扉から名前を拝借したうちの牡猫ピートもちょうど今年9歳

いい加減オールタイムベストに夏への扉ばかり推薦するのはどうなのか,という議論も知っているけれど,少なくとも猫が出てくるSFではやっぱりこれがベストじゃないかなぁ。

なかには、人よりも家に馴れて生きて行くのもいるが、ピートの場合はそうではなかった。彼にとっては、いまを去る九年の昔、母猫のもとから連れてこられて以来、有為転変の浮世の中で、ぼくだけを杖柱と頼んで生きてきたのだ。



posted by ソウヘイ at 21:46| Comment(0) | 読書

2014年06月15日

SF本読了 天冥の標VII

「天冥の標VII 新世界ハーブC」(小川一水)を読了。Kindle版。

楽しみにしているシリーズだが、けっこうヘヴィな展開が続いているので、読むのを先延ばしにしてきた。 VIを読み終えたのはなんと1年以上前だ。

ということでVIのPart3を斜め読みして思い出しながら読んでいた。VIまでは紙で買っていたけれど、今回からKindle版にした。たくさん本棚があってシリーズや作者別に綺麗に整理できるならともかく,うちでは仕舞う場所もバラバラで,探すのにも苦労するので。

内容はVIの直後からそのまま続く話なので、やっぱりかなりヘヴィだったけれど、面白い展開になってきた。

Iの感想で、莫大な電力を宇宙船のリアクタから供給している描写がウソくさいとかなんとか書いたけれど、その辺もいろいろと面白くなってきそうな感じ。こんなところでアレ?と思わせるあたり、かなりシブい伏線の張り方だと思った。


posted by ソウヘイ at 19:10| Comment(0) | 読書

2014年06月06日

SF本読了 エンディミオンの覚醒

「エンディミオンの覚醒(上・下)」(D.シモンズ)を読了。Kindle版。

今までKindleで読んだ小説では一番ボリュームがあった。文庫だとどのくらいの厚みになるのかな。上下巻合わせたらレナルズ並だろうか。

面白かったけれど、どうなのかなー。超テクノロジの種明かしは全部虚空界頼みという感じで、まあそういうのも悪くはないけれど、ちょっとすっきりしないところもあった。

これはまあ、大河ドラマ的なストーリーとか魅力的な人物の描写を楽しむ作品かな。読んでいる間は続きが気になって仕方がなかったし、読み終えるのがもったいない、という気分にもなった。お気に入りは名前を付けてもらえない「宇宙船」のAI。「再会」の場面が一番好き。ラストは良かったけど,あの伏線で予想はついたし。

虚空界に頼らない一般的な未来テクノロジーについて。これはハイペリオンだけじゃなくて他の多くのSFにも共通だけれど、とにかくエネルギー(電気)が容易に得られすぎだと思う。

充電なしで何年も(何十年も?)動き続ける携帯端末とか、懐中レーザーなどなど。小型化とか高機能化は現代のテクノロジーの延長として考えられなくもないけれど、超々低消費電力なのかバッテリーが超々高エネルギー密度なのかはわからない(機器の性能からするとたぶん後者)けれど、リアリティが感じられない部分。

「未来にはすっごく長持ちする電池があるんだよ」という仮定を多くのSFはしていると思うんだけど、そんなものが実現したらそれだけで世界は大きく変わると思う。小さい容積でたくさんの電気を貯めるというのがいかに大変なことか、興味がある方は調べてみるといいかも。


posted by ソウヘイ at 21:00| Comment(0) | 読書