2015年06月27日

SF本再読 天冥の標I

「天冥の標<1> メニー・メニー・シープ(上下)」(小川一水)を再読了。文庫版。

再読は5年ぶりになる。ちょうど8のPART2を読み始めたところで,物語が最初とつながってきたというタイミングで再読。

これまでの流れを経てから読み返すと,初読時とはまったく別な物語になってしまうという壮大な仕掛け。

ちなみに初読時の感想はこんな感じ。
移民船シェパード号の記述にもまだまだ伏せられているところや,虚偽の伝承があるかもしれないけれど,上巻に書かれていたことをそのまま信じるとし て,生き残っている発電炉の最大出力が5,000万キロワット。これで植民地全土の電力をまかなっている。これはなかなかすごい設定ではないだろうか。
100万キロワットの原発50基分(日本の全原子力発電所出力と同等)の発電出力を宇宙船一機で発生させるというのもすごいけれど,送電や負荷追従の制御はどうやっているのだろう。交流なのか直流なのか,電圧は何ボルトなのか,などなど気になってしまう。


じつは真相はもっととんでもないんだけど,それにしても「電気」は「電気」としてちゃんと使っているわけで,気になることには変わりない。

しかし8のPART1,PART2と並行して再読したら少し混乱してきたかも。

タグ:SF 小川一水
posted by ソウヘイ at 22:48| Comment(0) | 読書

2015年06月23日

アマチュア無線(All Asian DX CWコンテスト2015)

初DX交信をしたAA TESTへの参加も4回目。

設備は先日のWPX CWと同じFT-100Dとベランダに仮設したモービルホイップ(21MHz モノバンド)。ただ前回は自作の基台でカウンターポイズの接触が悪かったのか、SWRがなかなか落ちず苦労したので、今回はパイプ用の可倒式基台を買ってきて、取り付けを見直した。

whipant.jpg

21MHzのコンディションは、1日目の夜にEUがけっこう開けて、今まで聞こえたことのない、西ヨーロッパが聞こえてきた。パイルにもなっておらず、フランス、ドイツ、スコットランドなどと交信できた。

2日目は用事があったので、早朝に北米、カナダと少しやってから外出。午後帰宅して再開しようとしたら、何もいじっていないのにHi-SWRの警告が出るようになってしまった。朝の時点ではリグのSWRメーターで一コマか二コマしか振れなかったのに。

カウンターポイズの接触や、窓の引き込みの隙間ケーブルの確認、リグの電源入り切りなどいろいろやってみてもダメで、故障か?と焦ったけれど、念のためモービルホイップのエレメント長を伸ばしたらあっさり直った。午前中に雨が降ったせいで同調がズレたのだろうか。とりあえずホッとしたが、モービルホイップは同調範囲が狭くてシビアだということが改めてわかった。

2日目の夕方までやって撤収。37QSOと、自分としてはなかなか健闘した。Newのエンティティも8くらいあって、スウェーデンから早速LoTWでcfmされていた。

DXとの交信はビギナーには敷居が高いけれど、このコンテストはナンバーが2桁の数字(年齢)と簡単だし、余計な符号は一切ないのでオススメかと思う。

YL(女性)の場合は年齢の代わりに「00(ゼロゼロ)」を送る。かんなさんが縦振れキーでモスクワの局に59900を送ったら、普段の交信ではTUしか打っていない局が「00 QSL TU E E」とか返してきて、CWの世界でも男女の待遇の差を感じて微笑ましかった。

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【過去のAll Asian DX CWコンテストの様子】
2014年2013年2012年
posted by ソウヘイ at 20:25| Comment(0) | アマチュア無線

2015年06月07日

アマチュア無線(A1クラブコンテスト2015)

A1 Club主催のコンテストとしては,Let's A1コンテストには出たことがあるが,A1クラブコンテスト(規約)には初参加。かんなさんの実家(第2常置場所)で14MHzのダイポールを張った。

Let's A1も縦振りキー限定という面白いコンテストだけど,A1クラブコンテストにも面白いルールがある。

★QSYルール
呼ばれた局は交信終了後概ね1KHz以上QSYしなくてはならない。呼んだ局は呼んだ周波数で1交信に限りCQを出して交信してもかまわない
「同一周波数で、呼ばれる立場の局としての連続交信を禁止する」


これ以外にも送信出力は一律50W以下とされていて,これらのルールによってどの局でもCQを出す楽しみが味わえるように工夫されている。

特に当局のように設備が貧弱で,パイルアップを捌くスキルもない場合には大変ありがたいルールだと感じた。

もっとも,14MHzはコンディションがイマイチで,1時間ほどCQを出して呼ばれたのは3局。あまりにも空振りばかりなので,初めてメモリーキーヤーのリピート機能でCQを連発してしまった。

4QSOだけだったけれど,普段CQを出す機会(度胸か)がないので,良い経験になった。

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RBNで見ると中国とオーストラリアで自分のCQが捕捉されていて,国内コンテストだとしても電波は世界中に飛んでいるということを実感。

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posted by ソウヘイ at 22:00| Comment(0) | アマチュア無線

2015年06月02日

アマチュア無線(CQ WPX CWコンテスト2015)

一昨年にRookie部門で日本1位(エントリー1局)で賞状が送られてきた思い出のコンテスト。

昨年も密かに連覇を狙っていたのだが、残念ながら2位だった(エントリー2局)。Rookie部門はCWの従免を取って3年しかチャンスがないので、ビギナーの方は是非チャレンジすることをオススメしたい。DXのコンテストで賞状がもらえるチャンスはそうそうあるものではないので。

今年は土日ともに用事があり、一番稼げそうな北米が開く時間帯に出られなかった。ただ、昨年までのQRPから100WのFT-100Dが使えるようになっているので、それがどの程度影響するか。

アンテナは21MHzモノバンドのモービルホイップをベランダに仮設するいつものスタイル。きちんとした取り付けではないので、SWRが下がらず苦戦。どうやらカウンターポイズへの接触が悪いのが良くないようで、ここは今後の課題としたい。

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QRPとの違いは、EUとの交信成立率としてけっこうはっきり出た。FT-817ではEUの信号は聞こえたとしても、いくら呼んでもまったく届かないか、?を何度も打たれてSRIとなるパターンだったのが、100W出すとS3くらい振っている局にはだいたい取ってもらえる感じ。ということで、EUのいくつかのエンティティと初交信できた。

交信数としては21局で、かろうじて昨年のスコアを上回る程度だったけれど、Newのエンティティがけっこうあったので大満足。コンテスト翌日にはスロベニアがLoTWでCFMされていたし、リトアニアとスェーデンからはeQSLが届いていた。

wpxcw2015.jpg

ビギナーにオススメと書いたけれど、このコンテストのような001方式のナンバーはハードルが高いのも事実。呼びまわりのときはとにかく交信しているところをワッチして、数回かけてナンバーを聞き取って、599 1234だったら次に交信できれば599 1235だなとか、自分のナンバーを推測しておくことが重要。空振りしている局の場合にはNR?を打つ手もあるけれど、なんとなく呼ぶ側でNR?は打ちづらい場合は録音しておく手もある。

そのようにして録音した動画が下記。クロアチア,ポーランド,ハンガリー,リトアニアと順にQSOしている。NR?を打たれたりミスコピーされたりと、いろいろなシチュエーションが入っているので、ご参考にしていただければと思う。弱小局はそれなりの苦労があるということで。

posted by ソウヘイ at 20:11| Comment(0) | アマチュア無線