2016年08月07日

ミステリ読了 χの悲劇

「χの悲劇」(森博嗣)を読了。Kindle版。

Gシリーズ10作目かな。前作を読んだのが2年前で,出版も2年半あいている。これはもちろんそれが与える効果を見越してのことだと思う。

さすがだなぁ,という感想。今までの作品を通して再読させたくさせるこの感覚はなんと表現したら良いのだろう。「書かなくても良いことを極力書かない」という方針だそうだけど,まさにその絶妙なところを突いてくるというか。

いずれ全てのシリーズが完結してしまうのは寂しいことだけど,再読の楽しみを考えただけで今から震えてくる。そのうち自分の仕事をリタイアして,まとまった時間を作って,資格の勉強とかも考えず,かんなさん(奥様)と語らいながら,森博嗣を一作一作噛み締めて再読するというのがささやかな夢である。

ミステリィについて自分なりに見直し、あまりトリッキィなものではなく、どろどろしたものでもなく、真正面から誠実に、シンプルできめの細かい作品を書きたいと思うようになりました。また、矛盾しているように感じられると思いますが、一方では書かなくても良いことを極力書かない、という当たり前の素直な方針を掲げ、ナチュラルでアキュラシィな作りをなんとか目指したいと今は考えています。(引用:公式サイトのGシリーズ作品紹介より)


posted by ソウヘイ at 18:50| Comment(0) | 読書