2016年09月20日

SF本読了 エターナル・フレイム

「エターナル・フレイム」(G.イーガン)を読了。Kindle版。

<直交>宇宙3部作の2作目。

半分くらいまでは回転物理学の超難解な議論についていけないのと、登場人物の名前が似ていて混乱する(タマラとカルラのどっちが物理学者でどっちが天文学者だったっけ?とか)のもあって、なかなか厳しい戦いだった。

半分を過ぎた頃から人物の名前にも慣れて、回転物理学の議論は理解できなくてもさらっと流していくことで、だんだん引き込まれていった感じ。

ただやっぱり「我々の」宇宙とのインタラクションがまったくないという点で、私としてはこのシリーズはファンタジーに近いというのが2作目まで読んでの感想。何度も読み込んで勉強して,回転物理学に精通できたとしても,それってクリンゴン語を覚えたりするのと同じようなものじゃ...と思ってしまう。

もちろん物理法則が異なる宇宙だからこそ描ける普遍的な感動はあると思うし,最終巻でどんな展開になるかでも変わると思うけれど,今のところ順列都市ディアスポラのように何度も読み返したくなるかどうかは微妙な感じ。

posted by ソウヘイ at 19:37| Comment(0) | 読書