2016年10月31日

SF本読了 オービタル・クラウド

「オービタル・クラウド(上・下)」(藤井太洋)を読了。KIndle版。

読み応えのある傑作。今年読んだ中ではどうかな、ベストかも。プロジェクトぴあのと方向性が違うので単純に比べるのはナンセンスかもしれない。どちらも良かった。

この方の本は初めて拝読したけれど、セルフパブリッシングでデビューして売れるという素晴らしい経歴。

けっこう無線系の技術が出てくるけれど、どれも「それはもしかしたらありかもしれないなぁ」と思わせるリアリティで、ちょっと知っている人なら簡単に突っ込めるような荒唐無稽な嘘は指摘できなかった。

そういえば上巻の半分あたりまで,主人公をボクっ子の女の子だと思っていた。そういう意味では「キャラが薄い」という批判は当たりかもしれない。けど,このお話のポイントはそこじゃないと思う。ライトスタッフが集まって明るい未来を切り開くのは爽快。キャラものが読みたいなら他にいくらでもそういう作品はあるし。

posted by ソウヘイ at 19:45| Comment(0) | 読書