2017年07月31日

SF本読了 攻殻機動隊小説アンソロジー

「攻殻機動隊小説アンソロジー」を読了。Kindle版。

豪華な執筆陣で、こんな本出たんだ、という感じ。ただボリュームはもっとあっても良かったかなぁ。攻殻マンガ版のアイデンティティはあのマンガとは思えない分厚さ(物理的、情報的)だと思うので。

ちなみに攻殻は士郎氏のマンガ版が一番好き。アニメは押井版しか見たことがない。アニメや実写で原作のあの情報量が再現できるとは思っていないので、見る気もあまりない。ただ,このアンソロジーにはアニメからの設定流用などもあったようで,知らないネタ(笑い男?)もあった。

どうせ小説にするならもっとぶっとんだ設定のスピンオフもありかと思ったけれど、割と原作の雰囲気を大切にしている作品が多かった感じ。攻殻はマンガの表現だからこそ描ける話だと思っているので、小説なら小説でしか描けない別な攻殻というのも良いのではないか。

【収録作品】
円城塔「Shadow.net」
三雲岳斗「金目銀目 Heterochomia」
朝霧カフカ「攻殻機動隊 Soft and White」
秋田禎信「自問自答」
冲方丁「スプリンガー Springer」

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2017年07月24日

SF本読了 パラークシの記憶

「パラークシの記憶」(M.コーニイ)を読了。Kindle版。

名作ハローサマー、グッドバイの続編。前作同様の青春ラヴストーリーでありながら、ハロー〜で謎だったあれこれに解答が与えられるという大サービス。

前作ほどではないにしろ、けしからん恋愛シーンが多いのと、やや説明過剰とも言えるラストなんだけど、ちょっとでもモヤモヤが残るのはイヤな向きには良いかもしれない。

私も前作が異世界ファンタジーっぽくてちょっとなぁ、と思っていたけれど、ちゃんと今作で既知宇宙とのインタラクションが描かれたことでスッキリした。イーガンの直交3部作にも、ほのめかしでもいいからこういう展開を期待したんだけどなぁ。

それにしてもハーディもドローヴもまったくもってけしからん。

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2017年07月11日

ミステリ読了 マインド・クァンチャ

「マインド・クァンチャ」(森博嗣)を読了。Kindle版。

楽しみにしていたヴォイド・シェイパシリーズも完結なのかな。あっと驚くような展開はなかったものの,落ち着くべきところに落ち着いた感があってラストも良かった。

人と人との斬り合いの話でありながら,清らかで美しい。そういう意味では他の森ミステリィと共通する部分もあるのかも。

森さんならここから驚天動地の展開で百年シリーズにつなげたり...というのもありかと思ったけれど,さすがにそれはなかった。

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2017年07月08日

SF本読了 五人姉妹

「五人姉妹」(菅浩江)を読了。Kindle版。

博物館惑星が面白かったのでその流れで。こちも面白かった。なんというか,SFとしての硬さと柔らかさのバランスが絶妙なんだと思う。

いずれのお話もSFという舞台設定がないと成立しないけれど,かといってアイデアだけのガジェット小説ではなく,ちゃんとその設定だからこその感動や余韻がある。マイケルコーニイとかテッドチャンと似た雰囲気かなぁ。

表題作の「五人姉妹」はなんだか既読感があったけれど,ゼロ年代ベストSFに収録されていた。読んだのは2011年。「お代は見てのお帰り」が博物館惑星の後日譚になっている。といってもストーリー上の続編ではない。「箱の中の猫」みたいな話は最近メンタルが弱くなってしまって少々辛い。

【収録作品】
五人姉妹
ホールド・ミー・タイト
KAIGOの夜
お代は見てのお帰り
夜を駆けるドギー
秋祭り
賤(しず)の小田巻
箱の中の猫
子供の領分

タグ:Kindle SF 菅浩江
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2017年07月04日

アマチュア無線(6m and Downコンテスト2017)

移動運用が恒例となっている6m and Downコンテスト(規約)への参加は6回目。

昨年はサンバーで移動運用を楽しんだけれど,今年はロードスターになってしまって,それはそれで楽しいかなと,同じ場所に移動するつもりだった。

直前になってローカルのOMさんから,一緒にいつもより高い山の方に移動しようとお誘いがあり,林道なので四駆じゃないと登れないとのことだったので,ロードスターは諦めて便乗させてもらうことにした。

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移動運用のロケーションの良い適地というのはノウハウがあって,メジャーなコンテストともなれば有名な場所は何日も前から場所取りが必要なほど。ということで今回も詳細な場所は伏せるが,標高800mほどの地点。かなり過酷な林道を登っていった場所で,確かに素晴らしい見晴らし。

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50、144、430のアンテナを張って、OMさんとバンドを切り替えながらコンテストに参加。ポールを共用した隣接しているアンテナで、144と430を同時に運用して干渉しないかと心配だったけれど、デュプレクサを通したらまったく影響なし。

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さすがにロケーションが良く、各バンドともに賑やかに聞こえる。私はFT–817の5Wだったけれど、430と144でCQを出したらかなり呼んでもらえた。ログは19800円で買ったドンキホーテの2in1にCTESTWIN。呼ばれているときに動作がおかしくなって慌てることがあった。原因はよくわからず。最初はデータが消えるのが心配で、ノートに書いてパソコンにも入力、とやっていたけれど、次々に呼ばれるとそんなことをやっているヒマはなくなる。後半はパソコン入力のみ。

50MHzはEスポが出て、8エリアがS+で入感していた。ただこちらは東京方面にアンテナを向けていたのと、東京方面の局(ほとんどHの高出力局)が一斉に呼ぶものだから、Pのこちらはぜんぜん相手にならず。パイルが終わるまで待っていると効率が悪いので、8との交信は諦めた。

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9:30頃から、お昼休憩を挟んで14時までの運用で、76交信。半分近くはCQを出して呼んでもらったもので、今までで一番呼ばれたと思う。

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素晴らしい場所に連れていってくれたOMさんに感謝。ただあまりにも道が悪くて、自分だけで行くのは無理なのが残念…。

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【過去の6m and Downコンテストの様子】
2016年2015年2014年2013年2012年
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