2016年06月21日

SF本読了 BISビブリオバトル部1 翼を持つ少女

「BISビブリオバトル部1 翼を持つ少女(上・下)」(山本弘)を読了。Kindle版。

大変面白かった。

山本氏の新刊はKiindle化されればたいてい読んでいるけれど、このビブリオバトル部シリーズについては、じつはちょっと敬遠していた。

ビブリオバトルというのは自分の好きな本をプレゼンして、他人に「読んでみたい」と思わせられるかどうか、を競うもの。そのビブリオバトル自体のコンセプトがどうも自分の読書スタイルに合わない気がしていた。

ひとつには世間で評判になっている本が必ずしも自分の好みに合わなかった、という経験もあるし、また自分が素晴らしいと思う本が他人にとっても面白いかどうかはわからない。なのでビブリオバトルに限らず本を薦められたり薦めたり、というのはちょっと苦手意識があったのだ。

しかし本作を読んでみて、これはこれとしてぜんぜんアリだな、と感じた。本を紹介する小説、というちょっとメタな感じも面白いし、実在のSF(やノンフィクションや科学本などなど)で作中に出てくる本が本当に面白そう。

ちなみに「フェッセンデンの宇宙」は2012年に読んでいるけれど、また読み返したくなった。


「あのー、僕の父の田舎ではゴジャッペ≠ネんですけど……」
また会場に笑いが起こります。
「ゴジャッペ≠ノついては何か書いてありますか?」
「ああ、ありますよ」部長さんはまた地図を示します。
「茨城と千葉はゴジャ文化圏≠竄サうです。このあたりにはデ レ≠ニか デレスケ≠ニいう言葉も分布してます。
これは京都ではなく江戸から広まった言葉なんかもしれません」


タグ:Kindle SF 山本弘
posted by ソウヘイ at 22:42| Comment(0) | 読書
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