2018年12月01日

資格取得 乙種第3類危険物取扱者

2017年度は丸一年間かけて難関クラスの資格試験にチャレンジしたものの,力及ばず玉砕。自分なりに相当頑張ったと思うんだけど,資格試験は過程でなく結果が全ての厳しい世界。これで心が折れて,2018年度は難易度を大幅に落として,かんなさんと一緒に楽しみながら勉強できる試験を受験して,小さな達成感を得るように方針を転換。難関試験にいずれ再チャレンジするにしても,裾野の知識を広げておいて悪いことはない。

危険物取扱者は遠い昔,高校生のときに丙種と定番の乙種第4類(乙4)を取ったけれど,それ以来ずっとそのまま放置していた。

かんなさんが一陸技取得後に乙4を取得したこともあって,今年度に入ってから残りの乙種を一緒に勉強することにした。ところが,願書を消防署からもらって申し込もうとしたところ,まずは古い免状の写真を書き換えないといけないことが判明。写真の書き換え対応をしていたら受験時期が10月になってしまった。

乙種はどれかの類を持っていれば,他の類を受ける時に法令と物理・化学が免除され,「性質と火災予防及び消火の方法」科目のみ(10問,35分)の試験となる。

乙種第3類(乙3)は「自然発火性物質及び禁水性物質」という,なかなかアブナイ危険物が対象。まあ合格基準は60%だし,性消だけの勉強なので,正直楽勝なのでは?と勉強前は思っていた。

ところが勉強を始めてみたらこれが意外にもけっこう難しい。難しいと感じたのは以下の3点。
(1)公式のテキストや過去問集がなく,非公式のテキスト,予想問題・模擬試験集しかない。またそれらのレベルのばらつきが大きく,間違いも多い。関連してネットの情報も信頼性が低い。
(2)物質ごとの特性は覚えることが多く,また直接的でない問われ方をする場合があり暗記が難しい。
(3)5択問題で「正しいものを(ひとつ)選ぶ」「誤っているものを(ひとつ)選ぶ」は比較的簡単だけど,「正しいもの(誤っているもの)はいくつあるか」「正しいもの(誤っているもの)の組み合わせはどれか」のような出され方をする問題があり,各選択肢について精確に正誤を見極められないと正解できない。

(1)についてはかんなさんと2冊の乙12356類対策本を購入し,さらに1冊追加で購入して計3冊を使って勉強。模擬試験は3冊合計で12回分。

(2)については「運」の要素が大きい。ポイントとなる性状を覚えていても,+αのちょっとひねった出題をされると途端に難しくなる。
例えば,「炭化カルシウムは水と反応してアセチレンを出す」という基本知識を覚えたとして,出題では「炭化カルシウムは水と反応してアセチレンと二酸化炭素を出す」みたいな選択肢がある。要するに「起きること」を覚えるだけではだめで,「起きないこと」も覚えるか,推測できるくらいに勉強しておかなくてはいけない。対策本の性状一覧の特性には載っていない,「超高温でどうなるか」とか「聞いたことのない名前の物質と反応してどうなるか」などなど。

(2)と(3)の組合せになると正答率が下がる。正しいもの,誤っているものをひとつ選ぶ問題なら,かなりの確率で取れるものの,(3)のような問題は曖昧な選択肢がひとつでもあると厳しい。

試験3週間前から勉強を開始。まずは基本的な性状を語呂合わせなども使ってできるだけ覚えて,あとは対策本の模試やネットの問題を繰り返し解く。基本的な問題はだいたい取れるんだけど,試験直前になっても(2)(3)で書いたような少しひねった問題を落としてしまい,100%はなかなか取れない状況。80%くらいは取れるので,うっかりミスがなければ大丈夫だと思うけど...というモヤっとした完成度で試験当日を迎えた。

会場は近所の大学の工学部。開場前に集まっている人を観察したところ、女性もけっこういて、ざっと5%くらい。あとは工業高校生もかなりの数。

乙種は複数の類を同時に受けることも可能と聞いているけれど、教室や時間がどのように分かれているのかはわからず。

自分たちは9時集合の組で、教室には丙種と乙の科目免除者だけが集められた。1から6類それぞれ数人の受験者。3類が一番多くて11人。科目免除で4類を受けるレアな方も1名。

9:30から試験開始で,10問なのでゆっくりやっても15分くらいで解き終わり,何度か見直しと,マークミスのチェックをやっても残り10分くらい。途中退席はできないので試験終了の10:05まで。一人一人試験監督の人に解答用紙をチェックしてもらってから退出。問題用紙を持ち帰ることはできない。

終わってからかんなさんと記憶を頼りに試験問題を再現してみて,まあなんとか8割以上は取れている感触。やはり初見の問題があってパーフェクトとはいかなかったかもしれない。

試験から17日後にネットで合格者の受験番号が発表になり,二人とも無事に合格していた。送られてきた合格通知に正答率の記載があり、90%。やはり1問は落としたようだ。この回の茨城県の3類合格者は36名。受験番号の並びからだいたい70%くらいの合格率と推測。かなり高いと思われるかもしれないけれど、ほとんどの受験者が乙4をクリアしており、冷やかしや記念受験の人はいないことを考えるとなかなか厳しいとも言える。

収入証紙などを準備して免状の申請を送ってから3週間後に書留で免状が届いた。写真の書換え期限は平成40年...。





タグ:資格
posted by ソウヘイ at 22:32| Comment(0) | 日記
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